“初心者=稼げない”とは限らない
チャート分析ワケワカメ。やっぱ初心者には稼げないのかな…。
分析も大事だけど…初心者のうちは最低限のルールを設けてトレードすると、わりと上手くいくよ。
実際にトレードをしていて感じるのは、分析を極めるよりも”最低限のルール”を徹底するのが大事ということ。
多くの凄腕トレーダーと呼ばれる人達が仮想通貨の分析を出していますが、そんな”分析を極めた人”でも外れる時は外れます。
当たり外れの精度を上げることももちろん大切ですが、初心者のうちはまず最低限のルールを徹底しませう。
初心者でも利益を出し続けるには
では、初心者でも利益を出し続けるにはどうしたら良いか。
基本的には下記のことを意識してトレードを行うと良いでしょう。
- 余剰資金で始める
- まずは小額で始める
- 現物取引から始める
- 損切りを徹底する
- 分析手法を学ぶ
余剰資金で始める
仮想通貨トレードは余剰資金で始めるのが大事です。
生活費の一部を投じたり借金をしてまでトレードすると、期限付きで早く回収する必要があるためどうしても焦ってしまいます。
その焦りはトレードにあらわれ、大きな損失を生む要因になりかねません。
縦軸(値動きの幅)と横軸(時間の経過)で形成されるチャートの世界において、時間に制約があるという状況はかなり不利。
トレードは余剰資金で始めるのが無難です。
まずは少額で始める
また、トレードは小額で始めるのがおすすめ。
最初は損を出してしまう場面も多く、利益を大きくするよりも”損失を抑える”ことに徹したほうが良いためです。
小額で始めて、まずは相場感や値動きの幅などを覚えると良いでしょう。
現物取引から始める
初心者のうちは現物取引から始めるのもおすすめです。
現物取引とは、簡単にいうと通常の取引のこと。
まずは普通に仮想通貨を買ってみようってことだね。
取引にはいくつか種類があり、例えば下記のようなものがあります。
先物取引
未来の決められた期日に、取引の時点であらかじめ決めた価格で売買する取引。
証拠金取引
証拠金を担保にして取引を行う。レバレッジ(てこの原理)により、元手資金の何倍ぶんもの取引ができる。
これらの取引は大きな損失を抱えてしまうリスクがあるため、ある程度トレードに慣れて資金管理できるようになるまでは手を出さないのが無難です。
まずは分かりやすい現物取引から始めるのがおすすめ。
損切りを徹底する
損切りを徹底することもかなり重要です。
“チャートが予想と逆方向に動いた時の想定”
これは逃げたくなる想定ですが、しっかり向き合い「どのラインで損切りをするか」をあらかじめ設定しておくことで、損失を最小限に抑えられます。
損切りラインの設定は自由ですが、一般的に「買い値の5~10%の損失が出た場合」が目安とされています。
細かいラインは、資金の大きさや取引時のボラティリティ(価格変動の幅)などを考慮し微調整していくと良いでしょう。
損切りラインと同時に、利確ポイントも決めてから※エントリーするといいですよ。
※エントリー:買い注文・売り注文などのポジションを持つこと。
損切りの徹底は、初心者にありがちな「コツコツドカン」を防ぐことにも繋がります。
コツコツドカン
小さな利益をコツコツ積み上げた後、その利益を打ち消す大きな損失をドカンと出してしまうこと。
エントリーの根拠が曖昧だったり、感情的にトレードしてしまうと起こりやすい。
分析手法を学ぶ
初心者といえど、分析手法を学ぶ必要もあります。
分析手法についてはこのブログでもどんどん公開していく予定ですが、ここでは僕が参考にしている方について紹介させてください。
rumaさん
rumaさんは、トレードの知識や注意点について発信されている方です。
特に、初心者が陥りがちな
- 焦ってエントリーしてしまう
- 感情的にトレードしてしまう
ことの危険さについて注意喚起してくれることも多く、「ハッ」とさせられることがよくあります。笑
また、rumaさんのnote記事
>【1】専業トレーダーによる『ライン理論1』
は初心者にも分かりやすく、水平線やトレンドラインを使った分析について理解を深めることができます。
メリーさん
メリーさんは、主にYoutubeで仮想通貨や米国株などの分析を発信されています。
動画では、実際に水平線やトレンドラインを引きながら短期目線・中長期目線でどうなるのかを予測解説。
過去の相場から規則性を読み取るなど、鋭い視点で分析をされています。
ミュジニーさん
ミュジニーさんは、12MAやRCIなど複数のインジケーターをもとに分析されている方です。
後付け分析ではなく”予測に使える分析”に重点をおいており、かなり精度の高い分析をされています。
ディスコード内でコミュニティも運営しており、こちらもおすすめです。
コミュニティ内では、ミュジニーさんのトレード手法や様々な分析手法の利点・欠点が解説されており、とても勉強になりますよ。
自分の分析や考え方を形成していこう
これだけ凄い人達が分析しているのなら、そのまま真似してトレードすれば良いんじゃない?
無思考で真似をするのはあまりおすすめしないな。
あくまでも”なぜそういう考えに至ったのか?”を参考にして、自分でも分析(仮説・検証)をしていくことが大切です。
他力本願にならない
例えば、自分が参考にしている人が”この通貨が上がりそう!”と予測したからといって、何も考えずにそこに資金をツッコむのは危険。
どんなに凄い人でも、予想が外れる時はあります。
(だからこそ損切りの徹底が重要だったりもするのですが)
分析・トレードは他力本願にならないよう気をつけたいところです。
分析を全て理解できているとは限らない
無思考で他人の真似をしてはいけない理由がもう一つあります。
それは、「そもそも凄い人の分析を全て理解できているとは限らない」からです。
自分が参考にしている人の分析を、誤解して受け取ってしまっている可能性も捨てきれません。
例えば、過去に以下のようなやりとりがありました。
メリーさん
「いまの下落はロス狩り逆行の動きに繋がりかねない下落。本日BTC分析動画配信予定。」
カロチン100%さん
「という事はまた上がるんですかね?」
メリーさん
「違う。」
こちら、実は僕も勘違いしてしまっていました。
どんなに凄い分析が出されても、全く逆の意味に受け取ってしまっているケースがあるんですね。
(こわい…)
特に初心者のうちは注意が必要。
このことからも、誰かの分析に飛びつくのはおすすめできません。
他人の考えはあくまでも参考程度にして、自分自身でも学び、分析していく姿勢が大切です。
トレードは”自己責任”が大前提
他人の分析をアテにして、予測が外れると「どうしてくれるんだ!」とコメントしていた人を見かけたことがあります。
(上述したように受け手が勘違いしていただけのケースもある)
ですが、大前提として「トレードはあくまでも自己責任」なわけです。
誰を参考にしたとしても、最終的には自分で判断してエントリーしていますよね。
無思考でマネするのではなく、自分でも分析をして、自分自身に責任をもてるトレードをするのがポイントです。
焦らず、着実に資産を増やしていこう
最後にポイントをまとめます。
- 余剰資金&小額で始める
- 現物取引から始める
- 損切りを徹底する
- 分析手法を学ぶ
- 他力本願にならない
- 自身の考えや分析手法を確立していこう
大事な資産。
1年後、5年後、10年後に笑っていられるように、焦らず冷静にトレードしていきたいですね。
>【注意点あり】下落トレンド時にこそ稼げる「空売り」とは?【ショートポジションについて】
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